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BECKを今一度読んだ感想

BECKを今一度読んだ感想


ハロルド作石

概要

最終巻が発売されたのが2008年。もう9年前以上になるんですね、時が経つのは本当に早いです。全34巻の構成になっており、大人買いできる量となっています。最後に読んだのが5年前以上になるでしょうか、当時は本当に好きで、アニメは見てないですがCDを買ってBECKにゾッコンでした。改めて読んでみると、本当に面白くて、全巻を2日間で読み終えてしまうほどの面白さがありました。


真に大切なもの

あなたにとって「大切」だと思えるものは何でしょうか。それはお金・名誉・権威・役職・家族・会社・仲間・アイデンティティなど、様々あるかと思います。BECKでは登場人物、1人1人の大切なものに対して丁寧に描かれていると私は思います。丁寧に描かれているというのは真摯にその「大切」なものを大切にしようと向き合う過程、そして結果・結末を漏れなく読者は読むことができ、登場人物の一貫性が保たれているので非常に読んでいて気持ち良いです。また、それらの一貫性を保つことがどれだけ困難なことであると知っている今日では、より一層、私ももっと頑張んないといけないと思わせてくれます。決して「お金」に執着する人を否定する訳ではありません。寧ろ、現代においては合理的であり、現実的だと心から思います。もしも病気になったら、不慮の事態になった時など、今の所絶対的に助けになるのは「お金」だと思います。ただ、少し肩の荷を下ろして、自分自身を改めて見つめるいいきっかけになるかもですね。


表現が絵のみ

BECKはミュージックバンドのストーリーですが、ほぼ歌詞は登場しません。ギターを弾いているシーン、ドラムを叩くシーン、そして歌うシーンだけで彼らの音楽性の世界観が描かれています。音が聞けないマンガを読んで面白いのという人がいますが、なら是非読んで欲しいです。私はもう何度も周回してBECKを読んでいますが、毎回鳥肌が立つ場面もあります。感受性が高すぎるのかも知れませんが、私はこのマンガにはそれだけ人を没頭させるだけの力があると思っている次第です。寧ろ、アニメや映画などでもBECKの感動を表現することはできないと思っています。


仲間

改めて仲間というのは大事だなと思いました。会社の同僚や学校の友人など、様々な繋がりがあるとは思いますが、人1人で達成できることは限界があり、その繋がりを大切にすることで得られる相乗効果(BECKでは化学反応)は絶大的なものだと思います。会社の組織の話をすれば、どうしても縦割り、横割りによって細かい単位で分断されていることもあり、会社という大きなものを体現することなく、折角ある一定の人数が集まってもそれらの力と力を合わせる効果は得にくいものとなっていると思います。また、小さい単位でのチームでも個々で働くことが多くなっている今日では繋がりから得られる化学反応など求められませんね。ただ、やはり個々の強みを適材適所でうまく使うことで絶大な生産性とパフォーマンスが生まれるのではないかと信じる・認識を改める切っ掛けになりました。どこかでチームビルディング面倒だという気持ちがあったので、少しでも積極的にそこに力点を置けるようになりたいです。


あとがき

マンガは生き甲斐ですねー!まだBECKを読んでない人も、以前読んだことがある人も、読まれてみてはどうでしょうか?

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