ぷろぐら×でざいん

BEASTERS 感想

BEASTERS 感想

BEASTERS 感想

著者: 板垣巴留

概要

動物達が人間のように生活している世界観。動物は主に哺乳類と鳥類が対象となっている。この世界では草食動物も肉食動物も平等であり、肉食動物が「肉」を食べることは禁じられている。しかし、草食・肉食動物が動物としての本能はそのまま残っており、物語全体の根幹となっている。そして物語の中心はこの動物達の世界の学園で繰り広げられる。

主人公はハイイロオオカミのレゴシ。学園の演劇部で大道具を担当している。性格は温厚で、決して協調性が高い訳ではない。そのオオカミが演劇部での活動、学園での生活を通じて成長していく様子が描かれている。

 

感想

不思議な世界観だと思いました。動物達が人間のように社会性を持ち、秩序とルールを遵守し生活しているだけでなく、動物性を全て排除せずにそのまま残すことで、この作品はより一層複雑性を増し、面白くなっていると思いました。人間とただ動物達にデファルメしている作品は多いですが、弱肉強食の世界と人間世界のコラボみたいな作品です。

やはり一番面白いのは学園ものなので「恋愛」の概念もあるところです。しかも他種族間での動物の恋愛の描き方は何とも想像力豊かだと思いました。動物の性交渉の目的は主に子孫を残すためですが、このマンガでの恋愛は「他種族間」もあるので「人間」のそれに近いように描かれています。ただ、動物としての本能が残っているので「恋愛=食欲」という偏った愛の形もあるようで….

まだまだ物語は初期段階なので、今の所はとても楽しく読ませて頂きました。鍛えているパンダが出てきたり、イケメンの鹿が登場したり、根暗なオオカミが主人公だったりするので、これからの登場人物?登場動物にも期待しています。

 

あとがき

いやー本当に日本人で良かったなと思う今日この頃です。このマンガもAmazonランキングで比較的上位に入っていたので購入したのですが、当たりだと思いました。マンガ家さんは色々な世界観を創造してくれますね。このマンガも一見するとただの学園物かと思ったら全然違う方向性を持っていたのでとても面白かったです。もし良かったら読んでみて下さい。

 

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