ぷろぐら×でざいん

マイホームヒーロー 感想

マイホームヒーロー 感想

マイホームヒーロー 感想

原作: 山川直輝
漫画: 朝基まさし

 

あらすじ

愛娘と久しぶりの食事を楽しむ鳥栖哲雄のサラリーマン47歳は娘が現在付き合っている男性からDVを受けていることに気付く。そして哲雄の娘の近辺調査が始まる。哲雄が娘のマンションを調査中に、マンションに入ってくる人の存在に気付き、思わずクローゼットに身を隠す哲雄。その人こそが娘がDVを受けていた男性であるをすぐに気付く哲雄。そして….


感想(ネタバレあり)

アイアムヒーローと間違って購入した人は少なくないのではないでしょうか。私はちゃんとタイトルで違うとわかった上で購入しましたよ。マイホームヒーローというタイトルに相応わしい内容なのではないでしょうか。人殺しとは無縁の至って平凡な家庭が殺人を犯し、その殺人を徹底的に隠し通すというのがこの漫画の主題だと解釈しています。その隠すプロセスが文中にしっかりと描写されており、人という生き物の残酷性が表現されていると思いました。

個人的には結構グロい部類に入ると思いました。それは人の内臓や血が散乱するような描写がある訳ではなく、言葉による淡々とした説明の中にグロさを感じました。人によっては読むのが多少厳しいのではないかと思う程です。しかし、多重人格探偵サイコのようなグロさではないので万人向けだとは思います。多重人格探偵サイコは別格のグロ・面白さを誇っているマンガだと私は思っています。ただ、読む時には勇気を多少振り絞る必要がありますね。

また、当作品は「隠す者」と「探す者」がしっかりと分かれているので読み易いと思いました。「隠す者=一般人」、「探す者=反社会勢力」という構図は中々珍しいのではないでしょうか。一般人が反社会的な行為を犯し、反社会勢力がその証拠を突き止めようするのは一見すると「反社会勢力=正義」という式が成り立ちそうですが、本作品は「一般人=不義」、「反社会勢力=不義」であると言えるので隠す者は何としてでも事実を隠蔽し続けなければならないので、一般的な救済措置を臨むことができません。

そして「子煩悩」というのがこのマンガを読み進める上で重要なキーワードだと思います。子を想う親の異常なまでの気持ちが表現されています。奇しくも「子煩悩」vs「子煩悩」の対決であるため、どちらの「子を想う親の気持ち」が勝つのかという点でも構図がはっきりしている為、読み易い作品だなという印象です。

結構、珍しいジャンルのマンガだと思いました。カテゴリに当てはめるならヒューマンドラマ、もしくはサスペンスが適切なような気がします。青天の霹靂という言葉のように日常が非日常に変わる瞬間に立会いたい人にはオススメの作品だと思います。次巻が楽しみです。


あとがき

Amazon上位にランクインしている作品はとりあえず出来るだけ購入して読んでます、ショウタヌキです。タヌキは最近お仕事が楽しくありません。マンガを読んで現実逃避しています。

みなさまはお仕事如何ですか?学生の方もこのブログ来たりするのかな?お勉強如何ですか?マンガは自分が経験したことない世界に短時間で没入出来る素晴らしいモノだと思っています。実はプログラマーになる前は出版社に勤めたかったのです。まぁーいつかマンガに関わるお仕事ができたらなーと日々研鑽の日々でございます。

では引き続きよろしくお願いいたします。

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