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ファンに対するインセンティブの問題

ファンに対するインセンティブの問題

ファンに対するインセンティブの問題

問題点の整理

岡崎体育さんのファンクラブの機能としてファンの課金率に伴い、ファンのランク(優劣)を付け、そのランクに従い何らかのおまけ(インセンティブ)が付く仕組みを導入したことで賛否両論を生むことになりました。

bitfanはファンクラブなどの対象コンテンツの閲覧、イベント参加、グッズ購入、インターネットのアクションなどを計測して、独自のポイントに変換します。

否定派の意見としては、子供はお金がないというものであったり、ファンに優劣を付けるなんて言語道断!間違っているなど。
全体的にお金、つまり課金の量でインセンティブの質・量が変化し、そこでファンの階級が変わるという点が問題の焦点なような気がします。


AKBの握手会との違い

沢山CDを買った人が沢山握手をできる。という点においては上記のシステムと全く同質のような気がします。
使った合計金額で「おまけ = 握手」が沢山できる。握手したいなら、沢山CDを買って、ファンとしてアイドル活動を応援してねーってことだとは思うので。

ただ、AKBの握手会と上記のシステムが違う点は「ファンの優劣が明確になる」という点と、インセンティブの不透明さでしょう。
CD購入額と握手の回数は比例しますが、上記のシステムでは何をどれだけすればそのファンはおまけを受けれるのかが現時点では少し不透明な気がします。またCDの購入額でファンのランク的なものが左右するような仕組みはなく、誰が何枚購入しようが、そこに明確な優劣が生まれないのも違いと言えるかも知れません。


ガチャより良心的?

ゲームのガチャに重課金した人なら何て良心的なシステムだと思うのではないでしょうか。ガチャでは課金した分、良いキャラやアイテムが貰える確率は増えますが必ず貰えるとは限りません。コアなファンほどそれを経験したことはあるとは思います。上記のシステムでは金銭・時間を投じた分の報酬が約束されているのでとても良心的に思えます。
しかし、問題としてはランクの変化やインセンティブの発生する料金設定をしっかりと行っていないと、この仕組みは破綻してしまう可能性があるということです。
極端な話、最高ランクになれる金額が1万円だとした場合、あまりにも多くのファンが最高ランクになってしまいシステム自体が上手く機能しないだけでなく、インセンティブと運用コストだけが当人に重くのしかかることになります。
特に上記のようにインターネットのアクションなどの比率が高ければ、薄利になることも考えられるのでしっかりとライン引きをすることが感じだとは思います。


コアなファンには嬉しい仕組み

ファンも認められたいはずです。特にコアなファンはこんなにお金使っているんだから特別扱いして欲しいと望んでるはずです。
キャバクラと同じように考えるのは間違っているとは思いますが、「こんなにも毎回指名して、ボトル開けてるんだから…」って思っているファンは少なからずいるはずです。
そして、自分を他のにわかファンと同一で見て欲しくないと思っている人は絶対にいるはずです。そういったファンの承認欲求を満たす仕組みはとても画期的だとは思いますし、同時に確実に自分の行動が憧れの対象に還元できているとわかるのは嬉しいことだとは思います。

ただ、ここでも問題を敢えてあげるとするならば熱量が低いファンに対するフォローアップでしょう。成績に「劣」というレッテルを貼られて気持ち良いと思う人はいない訳です。このシステムではどうしても階層型になってしまうので、マンションの最上階を意識する人からは否定的に捉えられるでしょう。熱量ピラミッドの最下層のファンの総数をある程度明確し、システムを導入することで伴う離脱率をある程度計算しておくと、導入した後の方が当人にとって利益が大きいよね、または導入した後の方が儲からないねーって判断ができるはずです。

ただ、飛行機のファーストクラスじゃないですが、0.1%の富豪が世界の富みの80%を所有しているじゃないですが、はっきり言って数百人のコアのファンの力って結構想像を絶すると思うのです。


結論(持論)

総合的に考えて、導入しないよりも仕組みを導入した方が岡崎体育さんにとってメリットは大きいのではないかという見解です。ファンの年齢層とかも結構重要にはなってくるとは思いますが、私のような彼を全く知らない人間ですら、こういったシステムをプロ・コンありながらも導入すると決断されたのは英断だと思います。そもそも資本主義社会において皆が平等だ、という理念自体あまり罷り通っていないとも思います。
もちろん、同時に大きなリスクがあるとも思います。特にポイント付与の割合やポイント付与方法、ポイント率でのランク上げ・下げ、インセンティブの内容・回数、料金設定など。議論は尽くされているとは思いますが、あまり見切り発車で仕組みを導入してしまうと思わぬ事故に繋がりかねません。
これからの展開にも注目したいですねー。


あとがき

Twitterは本当に良いツールだと実感している今日この頃です。様々人間模様が見えて来ますし、そこで様々な価値観の対立が見れ、日々勉強させて頂いてます。色々な人が色々なことを考えており、悪意にも善意にも満ち満ち溢れていますね。とても考えさせられます。今回のお話でも「ファンとは」何だろうと考えさせられました。「ファン」を名乗るのは自由だと思います。「ファン」を辞めるのも自由です、誰も止めません。でも「ファン」は自身の愛好対象の言動には厳しく、縛ろうとする。うーん、難しいですねー。
最近の口癖が「バランスが大事」なのですが、結構卑怯なワードだと思っています。上記の問題?問題ではないかもですが、バランス・調和が大事ですね。素敵な妥協点が見い出せれば良いかもですねー。

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