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アトム ザ・ビギニングを読んだ感想

アトム ザ・ビギニングを読んだ感想

アトム ザ・ビギニングを読んだ感想

原作・原案: 手塚治虫
作画: カサハラテツロー

前述

最近、新しい漫画を幾つか読んでいますが、中々良い出会いがありませんでした。しかし、当作品は個人的には結構面白かったです。手塚治虫大先生は本当に偉大ですね。久しぶりの新規当たりだと思って非常にテンションが上がりました。前回書いた記事のPLUTOと同様に「アトム」に関する物語です。


感想

お茶の水博士や天馬博士の学生時代が描かれており、「アトム」という自立型ロボットの前身がどのように製作されたかの、製作秘話のような物語になっています。また、人工知能や機械学習などの概念が物語にも登場するので、読んでいてワクワクします。ただ、自立型とは言え、プログラムによって組まれた命令を大前提としてアウトプット出力するのが普通の挙動となっていることの説明や、その常識を覆す・超えるロボットの挙動についての博士達のリアクションをみるのも非常に面白い部分だと思いました。お茶の水博士や天馬博士はどのアトム関連の漫画においてもどこか達観しており、視聴者・読者が疑問に思うことに対して全く反応を示さない、またはリアクションが薄い姿が普通でした。しかし、この作品は学生時代ということもあり、しっかりと感情を持っているのだと読み取ることができます。ロボットが予想・想定を超える挙動をした際に、その原因の分析を行う姿勢や、驚き・感嘆する姿などは非常に新鮮でした。博士達にも学んでいた時代があったのだと再認識させられました。
また、当作品の見所としてはアトムの前身となるロボットの自我形成のプロセスや成長をみることができる点でもあると思います。ロボットを1人称で表現する場面、3人称で表現する場面の使い分けも綺麗に行われている印象を受けました。人間の主人公がバトルや人との触れ合い、冒険の過程を通して成長していく漫画は山ほど見てきました。人が製作し、人の命令に素直に従うはずのロボットの成長は読んでいて新しい発見がありました。


あとがき

PLUTOが好きな人はきっと好きな作品だと思いました。まだ全て読み切れていないので早く全部読みたくウズウズしています。
ところで、天馬博士の下の名前が「午太郎(うまたろう)」なのは有名な話なのでしょうか…かなり衝撃的だった。



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